ヒルトンタイムシェアで後悔していることはある? 購入してみて感じること
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2004年11月よりHGVCヒルトン・タイムシェアのハワイ島の物件を購入してオーナーになった私達ですが、来年(2019)でもう15年目に突入です。

 

日本人の中では早い方だったらしく、購入時はまだ日本人としては3000組くらいしかいなかったんです。

 

HGVC
現在は日本人は約61,000組もいますよ~(2018.12現在)。

 

こちらのブログを見て頂いている方は、これからヒルトンタイムシェアのオーナーになろうかどうしようかと考えている人もいるかもしれないですね。

 

そこで、実際に購入者としての立場から、満足しているところだけではなく、後悔している部分、不満なところについても書いていきたいと思います。

 

 

ヒルトンタイムシェアを購入して満足しているところ

 

もともとハワイが好きで、簡単に定期的にハワイに行けると気持ちが切り替わったことが良かった点。

 

もし、会員になっていなかったら、定年後も旅行に行けるようにがんばろうという気にならなかったかもしれません。

 

そして、アメリカ、ラスベガスにもリゾートがあり、そこからグランド・キャニオンへ行ったり。

 

フロリダ・オーランドではディズニーの近くに宿泊できるので、子供を連れて行くことができることも良かった点です。

 

ホテルと違って良いところは、部屋が広いから荷物も広げやすく、ベッドの数が多いので別々に伸び伸びできる(1BR~3BR LDKつき)こと。

 

バスルームが2つ以上あるとバラバラに同時にシャワーが使えるので気を使わずゆっくりすごせます。

 

キッチンがついていれば、部屋で近くのスーパーで食材を買って食べたりできることですね。

 

だいふく
旅行中、僕も結構料理しますよ!(実は普段からしてる方かな…。)

 

以前にモーテルや他のコンドミニアムを予約した時は情報が少なく、実際に行ってみないと何となく不安がありました。

 

みるく
現地について部屋に入ったら、電気がつかない、ソファベッドのスプリングが壊れている、想像以上に部屋が古い・・・などなど。

 

 

ヒルトンタイムシェアなら前もって日本語でクラブに問い合わせることができます。

 

どんな場所なのか説明してもらえるし、システムも大体一緒なので、慣れてくれば不安も少なくなっていきました。

 

日本にいる間に滞在中のことも相談できるので、現地でのツアーの申し込みをしたり、とにかく現地に到着さえすれば安心する、そんな感じでずっと過ごしています。

 

旅行は好きでも事前に何もかも調べて手配する、というのは毎回大変だけど、滞在場所の候補の中から休暇の予定を立てることは楽しいことでした。

 

タイムシェアは旅行は好きだけど、全部一から十まで決めるのが面倒、という人には向いているかもしれません。

 

 

みるく
面倒だけど旅行には行きたいなんて…。あっ、私もだ!?

 

ヒルトンタイムシェアの売買価格とその後の管理費、様々な手数料もその後維持していく上でかかってくる費用です。

 

その後の旅行の計画とを照らし合わせて、負担と思うかきっかけと思うかは人それぞれです。

 

最初に物件に対して大きな額を投資することになるのですが、その後も費用はかかりますが、一般的なホテルと比べて、HGVCだとベッドや調度品などが豪華で質の良い部屋に泊まれるようになる訳です。

 

旅行全体に対してかかる費用は、格安航空券を探すなどすればツアーに比べて少なくてすむので、旅行に行くのが当たり前になっていきました。

 

 

だいふく

ヒルトンタイムシェアを購入していなかったら、やっぱりホテル代、毎回値段で決めるだろうなあ。。。

そもそも、こんなに旅行に行っていたかどうか・・・

 

 

オーナーになるのに迷っているなら、年齢がより若いうちの方が使える年数が長いので、早い方がいいということは言えるでしょうね。

 

今後、定年になった後も含め、旅行の予算を考える際、年間管理費と航空券をメインに考えればいいのは初期投資していたおかげです。

 

旅費がもったいない、予算がオーバー、となると、旅行自体にだんだん行かないことになると思います。

 

ホテル宿泊だと、ツアーの場合は人数分の料金が必要だし、アメリカではリゾートフィーもかかります(ヒルトンタイムシェアでリゾートフィーがかかるのは現在ハワイの物件のみ)。

 

我が家の場合は、タイムシェアを購入することによって旅行という目的ができたので、その後の仕事のモチベーションだったり、お金の使い方、増やし方へ影響が広がったのかなと思います。

 

 

HGVC
為替に敏感になり、実際に円高になって急にタイムシェアを買う人もいます。

 

 

ヒルトンタイムシェアを購入して後悔、不満なところ

最初に購入した際、日本にヒルトンのタイムシェアリゾート物件はないし、アジア圏にもなかったのですが、いずれ出てくるだろうと思っていました。

 

その後、いろいろウワサはあるものの、実際に出たのはなんと2018年の小田原ヒルトンです。

 

沖縄に建設中とは言われていますが、正式にはわかりません。この辺の見通しが甘かった。。。

 

小田原以外の日本の提携施設やホテルは必要ポイントが高いので、日本でタイムシェアポイントをそのまま利用するのはもったいない気がします。

 

 

 

例えば、ラスベガスで1週間泊まるのに必要なポイント数が日本ではホテル1泊分のポイント数と同じくらいになるなど、日本国内での使い勝手があまり良くありません。

 

今後、日本のオーナーが年を取るにつれて国内で宿泊しようという機会が増えるはずなので、なんとかアジア圏でリゾートを増やしてほしいなと思っています。

 

今のところ、アジア圏に行くならRCI経由ですね。

 

 

 

だいふく

もっとアジア、日本にタイムシェアがあるといいんだよねえ。

 

みるく
以前は提携があった、アナンタラリゾートとの提携も終了しちゃったから使えないのよね。。

 

 

2018年より日本国内ではポイント制タイムシェアの「ポイントバケーションリロ」に入会し、楽しみ始めました!

 

 

ヒルトンタイムシェアで最初に買ったのは、ハワイ島の物件ワイコロアです。

 

その後オアフ島の予約が取りずらいため、オアフ島の物件(グランドワイキキアン・2BRプラス)所有に買い替えましたが、やっぱり夏休み・春休み・お正月はホーム予約(注1)しないと予約は厳しいですね。

 

注1:ホーム予約
購入した物件に対する予約のこと。1年前から優先的に手数料なしでの予約が可能。9カ月前(276日)に終了し、そこからは他のメンバーも空きがあれば予約が可能になるクラブ予約がスタートする。

 

 

だいふく
オアフ島のヒルトンハワイアンヴィレッジは行くと大抵混んでいて、プールが人でいっぱい、プールサイドの場所取りがすごいんだよ。

 

オアフ島でワイキキ以外なら、ディズニーバケーションクラブ、またはマリオットバケーションクラブがありますよ! 

 

 

 

なぜディズニーバケーションクラブやマリオットバケーションクラブではなく、ヒルトンタイムシェアにしたのか?

 

現在もヒルトンよりもディズニーの方がサービスや雰囲気はいいし、ヒルトンよりもマリオット(シェラトンやリッツカールトンも一緒のグループになりました)の方がホテルもいい場所にある点はいいと思います。

 

でも、私達がヒルトンタイムシェアの会員になった当時、他のディズニーバケーションクラブもマリオットバケーションクラブもシステムが私達日本人に合っていたとは思えません。

 

現在も、ヒルトンは特にハワイの物件は日本人をターゲットにしているためか、日本語でのホームページや電話での対応が他の2社に比べると断然に良いです。

 

DVC(ディズニーバケーションクラブ)は日本人相手のサービスとしては良いようですが、ディズニーワールドの予約システムである、ディズニーエクスペリエンスやマイ・ディズニーのホームページでは、日本語対応になっていません(自動翻訳はあるが、おかしい点がいろいろある)。

 

このことは、RCI経由でディズニーサラトガスプリングスを予約し、ディズニーワールドのホームページでチケットを購入しようとしたりした時にいろいろ不具合が出て問い合わせをしたのでわかったことです。

 

(でも、現在、もし初めて会員になるならディズニーバケーションクラブと迷うかな。。マリオットはないない)

 

 

 

おそらく、それぞれの会社の説明とリセールの会社の説明を聞きまくるのでは、と思います。

 

その上で、国内、海外両方とも体験宿泊もそれぞれにいっぱい行ってみて、自分達の好みに合いそうだと感じてから決めるかな?

 

 

 

こんな人にはヒルトンタイムシェアは合わない

ハワイに行くことだけが目的の人

ハワイに行きたいという気持ちはあるけど、アメリカ本土など他の場所へ行くことは考えられない、毎年同じ時期しか旅行へ行かないなどの人はタイムシェアは向かないかもしれません。

 

ずっと同じ場所、同じ時期で予約できたとして、何もかもずっと同じでも飽きない、というなら別ですが。

 

反対に、飽きそうなら、毎回ホテルやコンドミニアムをいろいろ予約すればいいし(そういう場合はまず買わないですよね)。

 

 

始めから毎年の予約が確定している固定週の契約も売られていますが、お盆のころ、年末年始などは特にタイムシェアの金額も高く、そういった時期は航空券も高いです。

 

 

実際には、私たちがグランドワイキキアンの説明を受けた際、トップシーズンの固定週の金額の高いペントハウスの契約からすでに売却済みになっていましたけどね。

 

 

でも、予約状況を見ると、ペントハウスの空きが出ているケースがよくあるので、毎年同じ部屋、同じ時期に泊まるわけではないようです。

 

HGVCの人によれば、ペントハウスを持っている人達は、ポイントを多く持つことが目的の人も多いとか。

 

また、ペントハウスのポイント数なら、自動的にエリート会員になるのでそのメリットはあります(リセールの場合、ポイント数があってもエリート会員にはなれません)。

 

 

 

元がとれるかどうかを金銭面だけで考える人

 

最初から、毎年タイムシェアの部屋と一般のホテルに宿泊した場合とを比べてみて、元がとれるかどうかがものすごく気になる人も合わないかと思います。

 

我が家が買い替えた、オアフ島のグランドワイキキアンのオーナーシップは購入時に比べると現在約1.6倍の値段でヒルトンで販売されています(2018.6現在)(リセールではもっと安いはず)。

 

でも、これは例外なので、タイムシェアのオーナーシップの値段がずっと上がり続ける、ということは考えられません。

 

この場合、もしヒルトンにオーナーシップを買い取ってもらおうとしても、現在の金額で買い取ってくれるわけではありません。

 

もし最初に購入した時の値段で買い取ってくれるとしても、その購入した価格からヒルトンが手数料を引いた金額になります。

 

市場で売却するケースなら、現在リセールで実際に取引されている金額が実勢価格になるわけです。

 

 

毎年の管理費がもったいないと思う人

 

毎年かかってくる管理費や予約・変更手数料も年々上がっていきます。

 

でも、アメリカの経済自体が毎年2%くらいインフレになっていること、管理費や人権費、税金、改修費もあり、例えばレストランでの価格上昇を考えると管理費も上がっていくのは当然と考えられます。

 

 

また、ハワイは白アリが多い(ヘビ・ねずみはいない)ので、防蟻処置など建物の改修は年中行われています。

 

潮風の影響も強いので、塗装も頻繁に塗り直しが必要です(日本でも海の近くは同じ)。

 

法律が変わり、現在建っているビーチ沿いのホテルやコンドミニアムは、取り壊してしまうと建築不可なので、既得権で改修して維持しているわけです。

 

だから、古くなったラグーンタワーやレインボータワーを建て直せばいいのに、と思っても無理だということです(ハレクラニ、モアナ・サーフライダーも同様)。

 

最終的には、長い年月をかけて、昔のハワイのビーチの景観に戻そう、というのがハワイ州の計画です。

 

日本の青山墓地でも同じことをやっています(墓地の募集をせず、最終的には公園にする予定)。

 

だから、将来に渡ってかかってくる金額が気になって仕方がない、ずっと先の費用まで考えて絶対元がとれるかどうかが重要だと思うなら、このシステムは合いません。

 

 

みるく
日本でもマンションの管理費が上がっていくケースが多いね。
あまり安いと、後で修繕が出来ていない、なんてことも。

 

 

だいふく
損得だけではない、家族や友人とのひとときがいいんだよ~。
タイムシェアを使うことを想像して、ワクワクするなら購入、心配でしょうがないなら購入しない。
購入したら使いまくるつもりで!!

 

 

 

タイムシェア、旅行に行けない年はどうしたの?

 

我が家の場合も、子供が大きくなるにつれて学校や部活、受験などで旅行どころではない年もありました。

 

その場合はポイントを繰り越したり、ヒルトンやRCIなど別のポイントへ変換したり、使えるようになったらその時たくさん利用すればいいという気持ちで過ごしてきました。

 

 

ポイントだけ考えたら毎年きっちり消化する方がいいのかもしれませんが、1年単位で考えなくても自由にすればいいと思います。

 

 

例えば、行けるときは思い切って子供の友人も一緒にディズニーワールド行ったり、タイムシェアがみんなで一緒に行けるきっかけにもなったのです。

 

もともとハワイが好きで購入し、タイムシェアのオーナーになったのですが、気がつけばハワイではなくて他の場所へ多く行くようになっていました。

 

自分の選択肢が増えること、自由度が高まること、それもタイムシェアの購入のメリットかもしれません。

 

 

 

 

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