
なんとなく気になっていた、日本のタイムシェアのひとつである「リロバケーションズ」。
今回初めてポイントバケーション那須に行ってきました。お部屋や間取りについてはこちらの記事⇩
今回は、実際に現地での食材の買いだしを通して、宿泊の体験だけではわからない現地での様子と過ごし方、その感想も書いていきます。
Contents
食事準備編 : 自炊するしない? 食材の調達場所は?
ポイントバケーション那須の場合、体験宿泊なら食事が出るし、すでに会員になっていて自分で用意しない場合は、注文すればケータリングも注文できるようになっています。
今回、車で行くことにしたので、自宅からお米、調味料、油は持参し、その他の食材は到着前に現地で調達していくことにしました。
他のポイントバケーションもそうですが、周りに食事する場所だとか、食材を買える場所が会員ホームページでは紹介されています。
ポイントバケーション那須の場合は、最寄り駅(JR黒磯)からタクシーだと40分くらいかかるので、荷物を運ぶことを考えれば車の方が便利になります。
でも、ハイランドパーク行きの無料送迎バスもあるし、デマンドバスというのもあって、車以外の方法でもアクセスは確保されていました。
那須ガーデンアウトレット
黒磯板室ICを出てすぐ、目の前にあるのが那須ガーデンアウトレットです。
アウトレットなので、もちろん服やグッズが中心かと思いますが…。
入ってすぐの右側にある、那須ロコスタイルマートでは、地元の乳製品などの他、朝イチで収穫されてきた新鮮な地元の野菜も売られています。
調味料、お菓子もあるのでお土産まで一気に買えますよ。
スーパーいけがみ
ごくごく普通の地域のスーパー。野菜は地元のものだけではないので注意。現金のみ。
なぜか魚が掘り出し物があったり、買った卵(地元養鶏場のもの)がものすごく黄身が盛り上がっていて濃厚で感動。 箱買いしたトマトも絶品だった。
後でリロの人に聞いたら、「いけがみで買ってくる人は通です。」でも、タマゴのことは知らなかった。。。
スーパーダイユー
地元、北関東の大型スーパー。クレジットカード利用可。
こちらのお店の方が、いけがみよりずっと大きくて、お惣菜もパンも充実しています(パン屋さんは他にたくさんあるのでそっちがおすすめです)。
加工食品も多いので、簡単に料理したい場合とか、いろいろ揃っていて普段の食材を買いやすいです。
アイスクリームは地元のものが売られていました。
下の写真の右端(千本松牧場アイス)が一番美味しかった。
ミートショップ鶏春
那須湯本の温泉街へ行く手前、ホテルサンバレー那須の少し先にある、ふるさと納税でも取り上げられていた「鶏春」。
【ふるさと納税】〔C-2〕那須和牛すき焼きしゃぶしゃぶ用A5
キッチンが部屋にあるから、ここで何か買って作って食べるのもいいかも。
すき焼きでもしゃぶしゃぶでも、すごく良いお肉が食べられそうです。
今回はたまたまローストチキンがあったので、買ってみることに(普段は注文して買うらしい)。
パン工房ドリーム
標高が高い那須にはパン屋さんが多くあります。
リロのスタッフさんにもどこがおすすめなのか聞いてみました。
いろいろ教えてもらったけど、その中で行ってみたのが全国1位になったこともあるという「パン工房ドリーム」。
大通りの看板から脇道に入り、表示に従って進んでいくとやっと駐車場が見えてきました。
入口がわかったので、早速入ってみます。
白いドアの向こう側には、左右に広いスペースが広がっていました。
やっと奥のパンのコーナーに到着。
でも、パンの写真はダメよ、ということなのでアップでは撮影していません。
ドアの上の方に鮭のハクセイがあるのがわかるでしょうか?
薪がたくさんおいてありますが、この薪ストーブも本当に使っているんですよ。
ストーブの向こう側にあるランプ、これも使っているけど。。。
天井からつるしているシャンデリア、かなり年代物です。
また、実際に使っている他のランプもスタンドも実はエミール・ガレのもの。
実際に使われているのは初めて見ました!
この魚のハクセイ、魚を釣ったのはこのお店のご主人だそうで、元々古美術商だったご夫婦が趣味(釣り)が高じてこの地に移り住んだのだとか。
気がつけば、まるで美術館の中にパンがおいてあって、パンを選んでいるのか、美術館にでもいるのか、どっちなの?という雰囲気。
実はやたらと触ったら大変だ~!という感じの店内です。
店内でコーヒーも飲めるようになっていましたが、カップもすごく良さそうなものが何気なく使われています。
いいもの、古いものも実際に使う主義だ、と奥さまが言っていました。
パンは、全国に通信販売もしているそうですよ。→☆
結局、ドリームでたくさんパンを買って部屋で食べきれない分は冷凍して持って帰りました(部屋に冷蔵庫があって良かった)。
食材調達:まとめ
今回紹介したお店はごくごくほんの一部です。
地元の人から見たら、もしかすると、こんなんじゃないよ~と言われるかもしれないですね。
ヒルトンタイムシェアを使っている経験上、タイムシェアには慣れているはずですが、旅行に来て自分達で食材買かったり、料理するのは面倒かも?と思ったんですけど。
実際には、鍋にしよう!と野菜を買いすぎたり(持ち帰って後日再度自宅で鍋にしました)。
きっとご飯炊くだろうと思ったら、全然違うメニュー(鍋でお腹いっぱい)になったり。
今回の感想としては、今までの食事つきで泊まる場合には買えないものを買っているなあ…と結構買い物自体を楽しめました。
あまり無理せずに、できる範囲でやればいいですね。
足りなくなったら、リロのフロントでパスタも売られていたりするし、あまり食事について心配することはないなあ、というのが実感です。
自炊の良いところ・良くないところ
自炊してみて良かったのは、時間やメニューにしばられないことでしょうか。
何時に夕食だから、何時までに帰らないといけない、こんな時間に食べたら夕飯が食べられない、こんなに遊んだら夕飯時に絶対眠くなる(子供はよくあるパターン)…などなど。
こんな心配から解放されます。
一方、良くないだろうなあと思うところは、特に大勢での宿泊だと、買い出しも大変かな?ということ。何を買うか、メニューをどうするか、とか。
旅行に行ったら絶対に上げ膳据え膳じゃないとイヤ!っていう人にも合わないですね。
食事の準備も含めて、全部たのしんじゃおうという人ならこのシステムは合うんじゃないかなと。
那須の場合は最寄り駅から遠いので、車の方が動きやすいですが、他の場所もアクセスが用意されていたり、また、レストランが隣接しているところもあります。
なんだか食べることばかりになってしまったので、次回はもっと違う話をしていきます。